「会費がもったいない、やりたい人だけでやってくれればいい」、「政治連盟といっても選挙の応援をするくらいの活動でしょ?意味あるの?」、「そもそも行政書士に政治活動が必要な理由がわからない」というような理由で政連に加入しない会員が増えています。また、一度は入会するも、同様の理由から退会する会員が後を絶ちません。
しかしながら、我々行政書士にとって、政連活動は、大変重要です。というのも、未だに、国・地方を問わず議員や行政から行政書士業務が正しく理解されていない実情があるからです。残念なことに、最近でも、コロナ関連の支援制度の実施にあたり、本来行政書士こそが担うべき業務を他の士業や団体に任せる制度設計がなされたケースがありました。
議員や行政の担当者が自主的に行政書士制度に興味を持つ機会はあまりなく、我々が動かなければ、行政書士制度を軽視したまま制度設計がなされる場面が増え、これまで当然行政書士が担っていた業務を担えなくなるような法改正がなされてしまうこともあり得ます。
行政書士個人が日頃の業務を抱えながらすべての政治活動を行うことには限界があります。そこに政連という組織の出番があり、昭和56年の設立以来、多くの会員に支えられながら活動実績を積み重ねてきました。改めて政連活動の重要性をご理解いただけましたら幸いです。政連を不要と即断するのではなく、ぜひ加入いただき、共に政連を活かして行政書士の存在感を高めて参りましょう。最近、東政連のHPが新しくなりました。トップページの「3分でわかる東政連」という動画もぜひご覧ください。