支部長挨拶

新年のご挨拶

東京都行政書士会府中支部支部長
東京行政書士政治連盟府中支部支部長
藤後 淳 一

 この会報誌が発行されるのは3月に入ってからと思いますが、改めて新年のご挨拶を申し上げます。

 平素より、東京都行政書士会府中支部及び東京行政書士政治連盟府中支部へのご理解とご協力をいただき、厚く御礼申し上げます。本年もどうぞよろしくお願い致します。

 私が支部長に就任する以前から続いておりましたコロナ禍も、今やアフターコロナとなったという感が致します。昨年の支部活動は概ね従来に近い形で開催することができ、長らく自粛していた懇親会も幾度か開催することができました。大変嬉しく思っております。会員の皆さま、また当支部を支えて下さっている皆さまには、厚く感謝申し上げます。

 さて、昨年もいろいろなニュースがありました。長らく団体、業界において続いてきた部分社会の法理や因習といったものに風穴が開けられるといったものが多かったように思います。日本の様々な場所で変化が起こる、新しい時代への節目となるような時代を迎えているのかなと感じています。

 もちろん行政書士も大きな変化を迎えています。特に大きな変化といえるのが、デジタル化対応ではないでしょうか。既に各所で電子申請等は始まっていますが、今後行政手続きを中心に急速にデジタル化が進められていくことが予定されています。国際情勢をみても我が国のデジタルインフラの整備は急務の課題であるといえます。一方で、近年の電子申請化やコロナ禍における各種支援金申請手続きにおいて、デジタル化に対応できない、また対応が困難な生活者や事業者が少なくないことも実感させられました。私たち行政書士は、行政手続きのデジタル化が進む社会においても、生活者や事業者の暮らしや事業において、効率化や利便性の向上に役立つ架け橋となる存在であり続けたいものです。近年躍進を続けている私たち行政書士ですが、このデジタル化の分野でも広く大きく社会貢献できると考えております。

 本年が皆さまにとって、実りの多い素晴らしい年になりますよう祈念申し上げます。